前回の続きです。

担任の先生がクラスのみんなに話しをしてくれた後から、息子に変化が表れました。

朝、幼稚園に行くのを嫌がるようになったのです。

なんとなくリレーのことが原因かなと思ったのだけど、息子に聞いてみても「ただママと一緒にいたいだけ」と言うし、休み明けというタイミングでもあったのではっきりと確信は持てずにいました。

もちろん「行きたくない」からと言って休ませるなどということはありません。

その後何日かは朝グズる日々が続いたのだけど、1週間ほどでまた元気に登園するようになりました。

その間も「今日はリレーの練習をしたんだ」とか、「今日は組体操の練習をしたよ」とか話してくれるようになったので安心していました。

昨日も、帰ってくるなり「今日ね、Kちゃんと一緒に遊んで、給食も一緒に食べたんだよ♪」と嬉しそうに話してくれました。

が、夜になってボソッとこんなことを洩らしました。

「今日ね、Kちゃんがボクの足ケガしてるって言うんだよ。ボクケガしてないのに…」

息子の障がいのことを言っているのだなと思いました。

そこで、初めて息子に問いかけてみました。

「○○くん(息子)は早く走るのだったり、片足で立つことが苦手じゃない?でもそれは何も恥ずかしいことではないのよ」

「うん…でもボク恥ずかしい…」

「早く走れなくたって、片足で立てなくたって、○○くんにはお友だちに優しくしてあげられるところとか、良い所がたくさんあるでしょ?だから恥ずかしがることないの。リレーだって一生懸命頑張ればいいんだよ」

最後の方はほぼ泣きながら。。。

たまたまお風呂での会話だったので、バシャバシャと顔を洗いつつ(笑)




あぁ、でもやっぱり恥じる気持ちがあったのだなと改めて気付かされました。

息子は普段からほとんど私に本音を聞かせてくれないので、これからは必要に応じて突っ込んで聞いてみようと思います。